21世紀を生きぬく教育 Mogicコンサルタント

ICT教育サービスを提供している、コンサルタントSです。小学生の子どもがいる親としても、不透明な将来を生き抜く教育が必要だと考えています。

フィードバックとは方法ではなく、一人の人間と向きあう姿勢

先日、フィードバックについての本を読みまして、感じたことは、確かにコーチングだけでも、ティーチングだけでもカウンセリングだけでもダメだよなあという当たり前のことでした。

 

フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術
https://www.amazon.co.jp/PHP/dp/4569832903/

 

部署に新入社員が同時に10人入ってきたとして、最初にテキストを使った座学をやり、次に簡単な資料作成やプレゼンをさせて、それに気づきを与えて、悩んだら話を聞くというプロセスは当たり前のように行われます。当然ながら、うまく進んで行く人とそうでない人に分かれますが、これまでの感覚として勝手に進んでいける人は1割にような気がしています。

 

では、なぜほとんどの人がよくある手法(ティーチング、コーチング、カウンセリングなど)の組み合わせでうまくいかないのか?それ自体を考えることが重要だと思っています。

 

個人的な意見としては、10人を同時に教えなければならないという制約から、ティーチングやコーチングを「全員同じようなタイミングで行う」ことが問題の根幹にあるかと考えています。

 

究極の教育を一人一人の個性や特性、状況に応じてトレーニングをする「フルカスタマイズなもの」だと仮定すれば、最初からコーチングで入っていい人もいるし、座学をやった方がいい人もいるのに、10人全員が順番通りやること自体が教育の本質からずれているのではないかと考えています。

 

そのような意味で本書を読むと、改めてティーチングやコーチングという方法論を使う前に「一人の人間ときちんと向き合う」という基本的な土台の大切さを気付かされます。